快晴の4月1日、心あらためて「じねんびと」ブログを再開したいと思います。
まだまだ先の見えない復興への道、収束の目途のない原発問題など、不安をぬぐうことはできませんが、まずは日常生活へ、平常心を取り戻すことが大切かと思います。
今回の大震災の中で、いろいろと議論がありますACJAPANの広告に「まほうのことば」というフレーズのものがありました。そう「ポポポポ〜ン」のCMです。今回いろいろな意味で「ことば」について考えさせられました。情報化社会のなかで飛び交う言葉が、人を励まし、人を慰め、人を傷つけたりもする。難しいですよね。
ある知人からこんな話を聞きました。立派な経営者の方ですが、手がけた事業の一つが失敗し、その影響で金融関係から相手にされなくなってしまった時があったそうです。その時その経営者は「ピンチはチャンス」という言葉を、何十回、何百回となくいい続け、本当に「ピンチをチャンスに」することができたといっていました。
また、北軽井沢で仕事をされている人で、一時期北軽井沢を離れ東京で仕事をしていた人が、何かにぶつかったときに常に思い起こしていたのが、北軽井沢から見る『浅間山』だったと、そのたびに励まされていたということも聞いたことがあります。私たちにとって、ふるさとの自然、山、川、森、そして海などは、時に峻厳ですが、私たちを支え、育む、日々の営みの場なのです。被災地の一日でも早い復興をお祈りしています。
それでは、今回は長野県からの浅間3景を御紹介します。最初の写真は小諸、国道18号線と浅間サンラインの間から撮影したものです。黒斑山の奥に雪の浅間山が見えます。

2枚目は、軽井沢町千ヶ滝温泉からの浅間山。かつての屋外スケートリンクの駐車場からの一枚です。

3枚目は、国道146号線、軽井沢町峰の茶屋の手前約300メートル地点で、浅間山が真正面にもっとも大きく見える場所で撮影しました。

個人的な好みでは、2枚目の千ヶ滝温泉からの浅間山ですかね。あなたのお好みはどれでしょうか?