2014年06月09日

最近知った、北軽井沢が関係してる本

このブログ、長らく放置しておりましたが、今後は少しずつ更新していけたらな、と思ってます。

先日おこなわれた「じねんびと」の総会にて、北軽井沢が関係した小説と漫画が紹介されました。

火山のふもとで(松家仁之)

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 舞台は北軽井沢・大学村をモデルにしたと思われる、北浅間・青栗村、建築設計事務所の青年が体験する静かで濃密な時間が描かれます。
 かつて、周辺の人々の営みを無に帰した、という浅間山、その浅間山の小さな噴火とともに夏がはじまり、また噴火によってすべてが終息していくという印象で、感動的な読後感が残りました。
 照月湖らしい池のエピソードや、野上弥生子さんをモデルにした小説家も登場します。

銀のニーナ(いとかつ)

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 こちらも北軽井沢や嬬恋村を舞台にした物語。見慣れたコンビニの景色や、照月湖ではないか、と思われる風景が漫画で描かれており、読んでいるとぎょっとさせられます。
 日本文化に微妙な誤解を抱く、希望にあふれるハーフの女の子ニーナと、厳しい都会での生活を引き上げて北軽井沢に帰ってきたシュータローの交流が描かれます。ちょっとした会話に気づかされたりする、繊細な日常系漫画といった印象。どこか脱力する感じのオチも効いていて面白いと思います。
 著者のいとかつさんは、たびたび北軽井沢に取材にいらっしゃるとのこと。漫画の背景のなかに、実際の風景を探すのも楽しめそう。
posted by サトウ at 21:34| ニュース